土間と中庭を中心に、我が家を異空間に

Volume 02

運命の出会いで即決

幼い頃から「土間と中庭のある戸建て」に憧れがあったというご主人。ご結婚から4年、賃貸マンションにお住まいの頃、そろそろ家探しを、と始めたその日にこちらの物件に出合ったそうです。「夜になって、仲介してくれた不動産さんから『Oさんのご希望通りの物件が見つかりました!』と連絡をいただき、その足で見に行きました。まさか、建て売りで自分の希望通りの家に出合えるとは思っていませんでした」と昨年9月の出来事を振り返ります。一目で気に入ったものの、人生最大の買い物を即決していいのか、悩まれたご主人の背中を押したのが奥様の「気に入ったのならいいじゃない」という一言でした。とはいえ、その時点で奥様は物件をご覧になっていなかったというから驚きます。それほど、ご主人の家に対する憧れやこだわりをご存じだったのでしょう。



家に求める「内弁慶」

そんなご主人が家に求めるものは「内弁慶」。つまり外観よりも室内を重視した暮らしです。「外観を眺める時間よりも、室内にいて内側眺める時間のほうが圧倒的に多いですよね。そう考えて室内をこだわりのあるものにしたいと思ったとき、マストだったのが中庭とそこから続く土間だったんです」とご主人。ゲストハウスウエディングを提供する会社にお勤めのご主人は、暮らしのなかにも「非日常」「異空間」といった要素を取り入れることを希望。土間にゴージャスなソファを入れ、大型テレビを壁に埋め込むなど、着々とご主人好みの空間作りを進めています。今後、シャンデリア、花壇付きの璧泉などが設置されれば、完成するそうです。「友人たちには、完成したらシャンパンを持って遊びに来て、と話しています。シャンパンを持って来ても損をさせないスペースを目指しています」と楽しそうに話してくださいました。



クローゼットを仕事部屋に

室内にもご主人のこだわりが満載です。吹き抜けが気持ちのいいリビングには、こたつと畳のユニットが。家族が集まれる「切り取られた空間」は、癒やしのスペースとなってるそうです。2階の踊り場を3歳のお子様が遊べる多目的ルームされたのもご主人のアイデア。さらに、その奥にはクローゼットを改築したご主人専用の仕事部屋が。ご自宅でお仕事をされることも多いご主人は、まるでコックピットのような2畳ほどのスペースに籠もられることも多いそうです。「狭いからこそ落ち着くようで、仕事もはかどります」と話されるご主人をやさしく見守る奥様。奥様は、もうすぐ完成する土間を楽しみにされているそうです。



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