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トレンドは、サブスク!

みなさま、こんにちは!
THEグローバル社のスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます!

新しい時代の幕開け

2021年新たな一年が始まりました。
今までとは違い、初詣やお正月の帰省、箱根駅伝まで、新しい生活スタイルで過ごされた方がほとんどではないでしょうか。

2度目の緊急事態宣言も出されました。
相変わらずウィズコロナの生活ではありますが、私は良くも悪くも慣れてしまいました。
皆さんはいかがですか?もうすぐ桜の季節。去年よりも明るい春になるといいなと、思っています。

さて、そんな“時間”だけはたっぷり与えられた今回の年末年始でしたので、生活スタイルの変化について今回は着目したいと思います(マンション暮らし目線です)。

まず大きい変化は、去年からこのコラムでも取り上げましたが、『ワークスペース』が増えたという事。
新築分譲マンションでも、新たに企画・開発される物件には、物件の戸数にかかわらず様々なワークスペースの事例が見受けられます。置き型のワークスペースなども販売され、多種多様を極めつつあります。

サブスクリプション

そんな中、今注目されているのが、家具のサブスクです。

去年から「サブスク」(定額制サービス)が世の中の主流になりつつあります。
身近なところでは、AmazonPrimeやNETFLIXでしょうか。これらの普及により、テレビをリアルタイムで観る事が減ってきています。今やテレビは携帯で観る時代になりつつあります。

そのサブスクが、家具でも利用できるようになっているのです!

所有より、共有の価値観

人は誰しも、所有欲というものがあります。
ブランド品や車など、ほしいものは人それぞれ。私も欲しいものがたくさんあります。

とはいえ、持つという事は、いずれそれを処分しなければならない日が来るという事。
あれもこれも持つ事が、いずれ廃棄する事で環境破壊につながるという話も最近はよく目にします。環境の観点からも、所有せず、共有し、必要なモノを必要な人が必要な時にだけ使う仕組みが確立されてきています。

所有より、共有の価値観

その大きな流れの一つが、家具のサブスクサービスです。

いくつか仕組みはありますが、定額制で商品を借り、必要がなくなったら返却する、もしくは、買い取ることも可能なサービスです。

前項でも取り上げた通り、コロナ禍によって突然「家で仕事をしなければならない」人が増えました。
元々書斎がある家庭ばかりではないでしょう。
ダイニングを使ったり、リビングで子供と一緒の中で仕事をしなければならなかったり、そもそもデスクとチェアがないなんて人もいたと思います。今まで必要なかったのですから仕方ありません。

「一定期間だけ使いたい」
「買うのはお金がもったいないし不要になった時に処分が面倒」
このような要望を、サブスクサービスが叶えてくれます。

サブスク業者さんも様々で、ブランド物の家具を扱っているところ、買取も可能なところ、期間内で他の物に借り換えができるところなど様々。沢山会社さんがあるので、もし「今だけほしい」というものがあれば、試してみるのもいいかもしれません。

手間暇かける時間を買うサブスクサービス

サブスクサービスの考え方は、マンション購入と少し似ている点があるなと思っています。
マンションは、住む空間とともに「管理」を買っています。管理費・修繕積立金がその費用です。

一戸建てであれば、管理費や修繕積立金はかかりませんが、家に修繕する必要が出た場合は自分で業者探しからお金の用意までしなくてはなりません。日々の管理も自分たちで行うのです。

サブスクサービスも同じで、例えば、洋服をプロのコーディネーターが見繕ってくれるサービスがありますが、それは「自分で買い物に行き、コーディネートを考える」手間暇を買っているという事になります。

時間の使い方、今まで自分でやって当たり前だったことが、サービスとして普及していく。
これらをうまく利用して、有意義な時間の使い方を、もっと自分に費やす事ができる時代です。時間や空間のとらえ方が変わってきた、今までの当たり前の3LDKでは、家族の多種多様な在り方に対応できない時代がもう来ています。
私たち住宅を提供する側は、一人一人に合った住まい方の提供を考えていかなければならないですね。

『Only one』の住まいづくりを目指す私たちの、大きな課題です。