ご結婚3年目のKさんご夫婦。以前住んでいらした賃貸マンションの近隣エリアを中心に住まい購入を考えていました。そんなある日、ご主人のお姉さまから「いい物件が出た」との情報が。「うちは、父親が建築関係なんですが、姉の旦那さんも同業者で、そんな環境もあって、姉は物件情報を見るのが趣味のような人で。その姉がいいというのだから、と期待していましたが、まさに自分が思い描いていたような物件でした」と、出会いを振り返ります。その後、図面やパースなどを見たお父さま、お義兄さまからもお墨付きをいただいたことで、ご購入を決意されたといいます。
そんなご主人の条件だったのが、「新築マンションで日当たりが良く、子供にとっての環境もいい」こと。奥さまのご希望ともピッタリでした。「このエリアは、都会の便利さと自然環境のバランスが取れていて暮らしやすい地域。実家も近隣ですし、家を買うならこの辺りがいいと考えていました」と言う奥さまにはもう一つ、「景観」というご希望もありました。「朝起きて窓を開けた時に、自然の景色がパーッと見えたら素敵だろうなって。住宅地では難しいリクエストだとは思ったのですが(笑)」とおっしゃいますが、低層住宅ながら最上階ということもあって、お宅のバルコニーからは近隣の自然を見渡すことができます。
間取りは、3LDKを2LDKに仕様変更。リビングを広くしたことで、バルコニーとのつながりも出て、20帖ほどのリビングが一層広く見えるように。その中心となるのは、ご主人が一目ぼれしたアメリカ製の丸テーブルです。ゆうに8人は座れそうな大きさですが、このリビングでほ普通サイズに見えるほど。他に大きな家具を置いていないため、リビングは広々。愛犬のトラちゃんもご機嫌な様子で走り回ります。「ご主人の『家族みんなが集まれるリビングを作りたい』という希望で、壁を取り払って広くしましたが、正解でしたね」と笑顔の奥さま。一方のご主人も「以前は、仕事終わりに同僚と飲んで帰ることも多かったですが、最近はまっすぐ帰宅するようになりました。帰りたくなる家ですね」とご満足いただいているようです。そんなご主人はイタリア料理店に勤務し、奥さま曰く「和洋中なんでも作れてしまう」腕の持ち主。ともにお料理上手でお酒好きのご夫婦は、バルコニーでお手製の料理で晩酌するのも日々の楽しみなのだとか。シンプルで洗練された暮らしぶりが素敵なKさんご夫婦でした。