首都圏の中古マンション市場はどう?データから見る現状
みなさま、こんにちは!
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世の中が新型コロナウイルスの恐怖に怯えたまま、2020年が終わりました。
コロナ禍になってから、様々な業界によって明暗が分かれていると思います。
大きなダメージを受けている、飲食業や旅行・観光関連。
対して好調なのは宅配業界やIT関連などが浮かぶのではないでしょうか?
では、不動産はどう変わったのでしょうか。
2021年の1月の首都圏中古マンションのデータから読み取ってみましょう。
○首都圏概況 成約件数は前年比プラス29.9%の大幅増となり、1 月としては1990 年5 月の機構発足以降、過去最高となった。成約㎡単価は前年比で2.3%上昇し9 ヶ月連続、成約価格は同2.7%上昇し8 ヶ月連続で前年同月を上回った。専有面積は前年比プラス0.4%であった。
○首都圏中古マンション件数
前年比で成約件数は大幅に増加、新規登録・在庫件数は大幅に減少○首都圏地域別中古マンション成約件数
成約件数はすべての地域が前年比で大幅に増加○首都圏中古マンション㎡単価
前年比で成約㎡単価は9 ヶ月連続で上昇、在庫㎡単価は36 ヶ月連続で上昇
まとめ
上記のデータから見ると、新規販売物件は減少しているにもかかわらず、成約件数は増加傾向にあります。
購入検討者は世に出ている少ない物件の中からでも購入しているのだと言えます。
また、販売物件が少ない分、多少価格が高くても購入しているのだと分かります。
購入需要は落ちず、良い物件が販売されることを待っている方は多いのではないでしょうか。
売却を検討している方にとっては、いまの市況は”追い風”かもしれません。