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日本の低金利 ~低金利を抜け出すか~

みなさま、こんにちは!
THEグローバル社のスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます!

「金利」と聞いて、皆様は何を考えるでしょうか。

定期預金、住宅ローン、長期金利、政策金利・・など身近なものから
聞いたことはあるけど詳しくは知らない(興味がない)程度のものまで幅広くあると思います。

実はこの金利を知ることは非常に重要なことで、身近なものでも皆さまに影響するものがあります。
そこで今回は不動産に絡んでくる金利をテーマにしてみます。

まず、身近なシリーズでは住宅ローンの金利です。

家を買う人の大半は住宅ローンを組みます。数十年前は頭金20%もいれることも当然でしたが、昨今は低金利もあって頭金を入れずにフルローンで組むことが普通になりました。

(気になる人はデータを調べてみてね☆)

住宅ローン金利

今回の想定は、繰上げ返済はせず、35年(420か月)ローン、元利均等支払った場合を想定します。

仮に住宅ローンの金利は0.5%とします。

10,000万の物件を0.5%の金利で支払う場合、35年で総額約10,902万
つまり利息分として902万支払うことになります。

仮に金利が1.0%になった場合はどうかというと、35年で総額約11,856万、
つまり利息分として1,856万支払うことになります。

単純に954万円上がるということは、420か月で割ると、単純計算で月々22,700円上がってしまうということになります。

日々の生活に影響をする物価高を気にする人はいても、間接的に支払いに影響が出てくる金利高は見えないところからじわじわ来ますので注意が必要です。

自宅を買う人にはこのように大きな影響がありますが、これは不動産投資の目線でみると特に影響が大きくなります。長いため割愛しますが、仮に借入金利1.6%で、グロス4.0%の物件を取得したとします。
もし金利が0.5%上がって2.1%になれば、その収益の事業はほぼ崩壊するでしょう。

ただしニュースで住宅ローンの金利が上がっていますという情報が流れても
皆さんが考えるほど急に金利が上がってはいないことが現状です。

例えば100下がった後に1上がれば、確かにそれは上がったという表現になりますし、住宅を検討している人にとっては瞬間的にそのニュースを見て、あれ今上がっているから怖いなと思うため、一度岡目八目で考えてみることが良いこともあります。

では、この金利が上がってきている局面ではどうすればよいのか・・

住宅購入や不動産投資に興味がある方は是非一度プロに聞いてみることをお勧めします。