突然の停電で、何よりも不足したのは【情報】でした。
～マンションの災害対策について～

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台風などの災害被害が発生したとき、必要になるものとして【情報】があります。

2019年に発生した、台風15号、19号で大きな被害を受けた千葉県では、二次的被害として様々は被害が発生しました。

災害後の調査で明らかになった、停電後に困ったこととして、電話、テレビ、パソコン等が使えないという回答がありました。これらの機器が使えなかったため、正確な情報が入らず、また、伝えることができず不安と不満が高まったとのことです。

台風によって停電が長期間発生したため、今後の対策として自家発電機の購入を検討する組合も多かったようでが、
一方で、すでに自家発電機を導入していたマンションでも、いつ停電が復旧するかの【情報】が入手できず、燃料調達の見通しも立たないことから使わず仕舞いのところもあったといいます。

せっかく自家発電機があっても、必要な【情報】が入手できず、先々に対する不安から使えないのでは、意味がありません。

そこで、災害対策としておすすめしたい物の一つとして、モバイルバッテリーがあります。
大容量の物でも5,000円以内で購入できるものが多く、スマートフォンの充電に最適です。
ソーラーパネル付きの製品もあり、バッテリーそのものも充電できます。

災害対策としてはもちろんですが、モバイルバッテリーは普段使うものとしても便利です。
普段から使っていれば、災害グッズのように購入したはいいが、どこにしまったか忘れてしまい必要なときに使えないということもありません。

スマートフォンが1台使えるだけで、自分に必要な物がどこにあるかの【情報】が手に入ります。
インターネットで【情報】を検索することができるのはもちろんですが、
家族や友人、知人同士で【情報】を交換することもできます。
また、停電等の復旧【情報】も分かりますので、次にどのような行動をすべきかの判断もできます。

【情報】を得るために必要なスマートフォン。
電池が切れてしまっては、無用の長物となってしまいますが、充電さえできれば、災害時にはとても強い味方になってくれます。

災害時こそ必要な【情報】を入手し、避難生活に役立てみてくださいね。