次世代給湯器・エコキュートとは?メリット・デメリットからガス給湯器との違いを解説
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「エコキュート」耳にしたことがある方、存じの方も多い方と思います。 そうです!エコキュートは電気を使ってお湯を沸かす地球に優しい省エネ給湯器こと。今回はエコキュートの豆知識を解説します。
エコキュートとは
早速ですが、エコキュートがどんな構造なのかちょっと見てみましょう。
主に以下の二つのユニットによって構成されています。
その仕組みは冷媒を圧縮し高温化させ、空気中の熱エネルギーを取り込んでお湯を沸かし、その後はタンクに貯めます。
お湯を使う際にはまた貯湯ユニットから取水するような仕組みです。
ガス給湯器との違い
エコキュートはガス給湯器と比べ、ランニングコストが圧倒的に低いのが特徴です。
お湯を沸かす時間帯を選ばないため、安い夜間電力を活用すれば光熱費を半分以下に抑えることができます。
戸建ての場合は太陽光発電と併用することで更に光熱費を抑えられます。
ただし、エコキュートの本体は基本的に高価で、補助金を受けられる場合があるとは言え、初期費用はガス給湯器より10万円ほど高くなります。
更に、設置が一定のスペースが必要なため、マンションの場合は取り付けられない場合もあります。
また、エコキュートは貯湯タンクの容量に限りがあるため、来客時や一気に大量で使う場合は湯切れすることがあります。
一方で、ガス給湯器はガスを使って水をお湯に沸かす「瞬間式」のため、新鮮なお湯をたくさん使っても湯切れの心配はありません。
さらに、ガス給湯器を使って沸かしたお湯は飲用することができるが、エコキュートでは水がタンクで一定の期間を貯蔵しているため飲用はできません。
特徴・種類 | エコキュート | ガス給湯器 |
エネルギー | 電気 | 天然ガス |
光熱費 | 低い | 高い |
設置費用 | 高い | 低い |
湯切れ | 起こりえる | 心配なし |
飲用 | 不可 | 可能 |
まとめ
以上、エコキュートについてご紹介いたしました。
如何でしょうか。
エコキュートは従来のガス給湯器と比べ、約50%のCO2の排出量を抑えることができ、次世代のZEH-Mマンションやオール電化マンションでは大規模の応用が既に始まっています。
カーボンニュートラルの実現に向けては、エコキュートの応用は住宅部門においては重要な一環になるでしょう。
皆様もマンションの設備などに十分な理解をし、エコで賢いお住まい選びをしましょう。
(参考資料:株式会社キンライサーHPより)