シェアサイクルの需要が増加中
公共交通機関を使わないライフスタイルに注目!
みなさま、こんにちは!
THEグローバル社のスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます!
依然としてコロナ禍から抜け出せない日々が続いています。
まだまだ気の抜けない状況ですが、このコロナトークにも飽きがきて注意力が落ちてきている気がします。
電車の混雑も緩和されませんし、本当に今後どうなっていくのか、自分の身を、家族の身を守れるのか不安と慣れの狭間でストレスフルになりそうです。
通勤・通学で電車を使う人が多い事実は変わりませんが、コロナ禍になってから公共交通機関の利用を控える、使用回数を減らす傾向が強まり、自家用車や自転車の利用がぐんと伸びている、という状況もあります。
中でも注目したいのが、自転車を利用するようになった人が増えている、という事です。
コロナ禍における自転車利用の変化に関するアンケート調査を約1,000人に行ったSBI少額短期保険会社によると、コロナウイルスの影響によって自転車通勤・通学が33%相当増加したという事です。
利用が増えた主な理由は、
「運動不足解消のため」が最も多く、
「満員電車の密を避けるため」
「在宅の時間が増え、近所で用事を済ませるようになったため」という事でした。
(出典:SBI日本少額短期保険(株)「コロナ禍における自転車利用の変化について調査より」
自転車利用の増加に伴い、シェアサイクルの導入も加速しているようです。
シェアサイクリングを運営するシナネンモビリティPLUS(株)によると、シェアサイクルサービスの利用率が第1回目の緊急事態宣言発出前と比べて約1.6倍になっているといいます。
利用目的の需要として、通勤・通学の移動手段での利用が大きく増えており、自宅近くや通勤・通学先にサイクルポートが増えたことも利用率を上げた理由の一つのようです。
意外と普段の買い物などの用事に使うという場面も多いですね。
毎日は使わなくても、ちょっとした時に使うにはとても便利なシェアサイクル。実をいう私も、仕事の移動や調査などでここ最近はよく使っています。時間に縛られず、密もならず、返したい場所で返せる、非常に便利なシステムで今まで使ってこなかったのが悔やまれるほどです。
このような状況を踏まえると、不動産の価値を大きく左右する「駅徒歩〇分」という価値観が、今後変わっていくのかもしれません。電車やバスといった公共交通機関だけに頼らない、ここでもニューノーマルな暮らし方が今後も増えていくのではと考えられます。
すぐには変わらないかもしれませんが、ライフスタイルの多様化は様々な場面でこのコロナ禍を経験したことによってどんどん急速に増えています。この変化を憂いてばかりでなく、楽しんでいきたいですね。