買うならこだわる?マンションブランド
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マンションの購入を検討する時、あなたはブランドにこだわりますか?
まず、マンションブランドとは、不動産会社では、企業名以外にマンションを分譲する際のブランド名を持っていることが多くなっています。例えば、一例を挙げると以下のようなマンションのブランドがあります。
三菱地所レジデンス「パークハウス」
三井不動産レジデンシャル「パークホームズ」「パークコート」
住友不動産「シティハウス」「シティタワー」
東急不動産「ブランズ」
東京建物「ブリリア」
大京「ライオンズ」
不動産会社によっては、こうしたブランド名の方が認知されている場合もありますし、不動産会社名の認知度の方が高い場合もあります。ブランド名と企業名のどちらを前面に出すかは、各不動産会社の販売戦略の違いといえるでしょう。
認知度が高いマンションのブランドは、全国展開をしており、供給戸数が多く、マスメディアでの広告にも積極的なのが特徴的です。
ブランドマンションのメリットを考えてみます。
・高級感や統一感があり、計画的に植栽が行われていることが多い。
・高品質で信頼性が高い。
・用地の取得から製造・販売・管理までを一貫して行うところが多く、アフターフォローもきめ細やかにしてくれる。
・そこに住むことがステイタスの高さの表れになる。
一般的にはこのようなことがあげられるのではないでしょうか。
ただ、一方でデメリットは大きな価格差にあるでしょう。
「幻冬舎ゴールドオンライン」では以下のような記事がありました。(2021年3月12日付)
同じ広さのマンションにも関わらず価格には大きな差
マンションの躯体や品質にはさほど差がなく、保証も変わらないにもかかわらず、大手の有名な会社が作るマンションとそれ以外の会社が作るマンションの間には大きな価格差があります。マンションの市場調査会社トータルブレインが2007年に発表した調査によると、同年1~6月に不動産会社大手12社が東京23区内で販売した分譲マンション価格(3.3㎡あたり)は、中堅・中小の不動産会社の分譲価格よりも25%高かったという結果が出ています。
調査対象は東京23区内で販売された分譲マンション5686戸で、このうち、約37%を大手12社の物件が占め、販売価格はそれ以外の会社と比べて、3.3㎡あたり74万3500円高い297万4000円でした。
ちなみに、これを70㎡のマンション価格にしてみると、大手の物件であれば約6300万円。25%安い他の会社の物件では、約4730万円になり、同じ広さのマンションであるにもかかわらず、その差は1500万円以上にもなります。これを住宅ローンに換算してみると、35年返済、金利3%として、毎月約6万円の差です。
この大きな価格差の要因は、大手企業の場合、資本力を背景に価格が高く評価されがちな大規模物件や超高層物件を扱うことが多いためと考えられますが、同様の立地条件で中規模物件を比較しても、10%前後の価格差は現在でもあるように思います。
以上
このように、当然メリットがあればデメリットもあげられます。
価格は高くても、それだけ設備・内装のこだわりや高級感のある共用部などから快適な暮らしができるかもしれません。
いずれにせよ購入検討者は、しっかり周辺と比較したうえで、冷静な判断力と賢い選択が必要になるでしょう。
出典元:幻冬舎ゴールドオンライン
価格は違うが…「マンションの品質・保証」に大手と中堅の差はなし? – ライブドアニュース