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玄関ドアシリンダーのお手入れ方法を紹介

みなさま、こんにちは!
THEグローバル社のスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます!

皆様がお住いのお部屋に必ずあるものとして、鍵があると思います。
そう簡単に壊れるものではありませんが、やはり長年使っているとシリンダーに鍵を入れにくくなったり、鍵は入っても回しにくくなったりします。

鍵を回すときに、鍵が引っ掛かるような感覚がし始めたら、要注意です。
そのまま使っていると鍵が入らなくなったり、鍵が回らなくなったりして玄関ドアの開け閉めができなくなってしまいます。

こうなってしまったら最終的にはシリンダーの交換となりますが、分譲マンションの場合、共用部(ゴミ置き場や自動ドアではないドア等)の鍵も開けられるように作られているため、そのマンションに合わせたシリンダーが必要になります。
市販のものでは用をなさないため特注をすることになり、シリンダーが手に入るまで2週間から1ヶ月程度の時間がかかってしまいます。もちろん1ヶ月もの間鍵を閉めないわけにはいきません。

そこでシリンダーが手に入るまで、一時しのぎとして鍵穴にエアダスター噴射もしくは掃除機で埃吸い取ります。

その後、潤滑剤をシリンダーに塗布するのですが、どんな潤滑剤でも使っていいわけではありません。

絶対に使ってはいけない潤滑剤があります。
錆落としや可動部を動きやすくするために使用する一般的な潤滑剤やシリコンスプレーと記載のある商品は、塗布した瞬間は回りやすくなりますが、絶対に使用してはいけません。
というのも、シリンダーの内部でゴミやホコリ、金属カス等が固まってしまい、余計に鍵が回りにくくなってしまいます。意味がないどころか余計に悪くなってしまいます。

では、使っても問題のない潤滑剤はどのようなものかというと、
【錠前潤滑剤】や【鍵穴専用】と記載のある潤滑剤になります。

専用の潤滑剤を塗布するとシリンダー内のゴミやホコリ等も一緒に出てくることがありますので、乾いた布等でよくふき取ってください。商品によっては、白い粉状の物が鍵穴から出てきますので、一緒にふき取りましょう。
1分から2分程度そのままにしてから鍵を差し込んでください。鍵を入れやすかったり、回しやすくなったりしているはずです。1度で症状が改善されない場合は、同様に何度かスプレーしてください。

鍵穴専用の潤滑剤を使っても、鍵を入れづらい、回しにくいといった症状はまた出てしまうでしょう。
潤滑剤で急場はしのぎつつ、シリンダー交換の手配を進めておくことをお勧めします。