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消防訓練withコロナ~いざ!という時のために知っておこう~

みなさま、こんにちは!
THEグローバル社のスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます!

火災が発生した際に大切なこととして、周囲の人に呼び掛けるということがあります。
消火器の消火剤の噴出時間は15秒程度になっており、そもそも消火器1本で消せる炎は小さい炎(ぼや程度)で、
消火器1本だけでは足らない場合が多くあります。

まず周囲に呼び掛け、設置されている消火器を持ち寄り初期消火にあたることが重要となります。
ただし、天井まで炎が届いてしまった場合は、消火器では消せません。
すぐに避難をし、消防署への通報や避難誘導にあたることが、適切な行動となります。

マンションで防火管理者が選任されている場合は、防火管理者や管理会社に相談の上、有事の際に適切な行動ができるよう、年に一度はマンション内で消防訓練、避難訓練を行ってみてください。

また、町会が主導して消防訓練を行っている地域もあり、地域が一体となって消防訓練を行っています。
新型コロナウイルス感染拡大防止の為、今年は消防訓練を行わないというところが多いですが、
マンション内の消防訓練とは別に地域の消防訓練に参加しているマンション管理組合もあります。

地域によっては道幅が狭いなどの理由で消防車が入りづらく、
火災現場に到着するまでに時間がかかってしまうことがあります。
そういった地域は、住民が活用できる消火資器材としてスタンドパイプの設置が進められています。

スタンドパイプ

スタンドパイプがあれば、地震等で建物が崩れ道に散乱することで消防車が通れないというような時も消火活動ができます。
スタンドパイプの使い方は付近の消火栓にスタンドパイプを差し込み、ホースをつないで消火を行います。

スタンドパイプ

お住いの地域にスタンドパイプがあるようであれば、
管轄の消防署と相談の上、消防訓練の一環として一度は使ってみることをおすすめします。

【スタンドパイプの使い方】
参考:東京消防庁ホームページ

火器の使い方などの動画を公開していますので、3密を避けて消防訓練を行う事も出来ます。
特に消火器に関しては、いざという時に使えるよう一度は使い方を確認しておくことをおすすめします。

【リモート防災訓練】
参考:東京消防庁ホームページ